山の上におおきな樹が一本

少し時間が出来たから教室で報告書を幾つか読んだのだけれど、うん。敵勢力って色々だなって心底思ったわ。
あたしが対峙した事あるのは、
・アンブレイカブル
・イフリート
・シャドウ
・六六六人衆
なりゆきではあるんだけど、イフリートとは3回も対峙してるわ。
イメージとして、アンブレイカブルは実直な感じ？まあ、堕ちたばっかな奴だったから余計人間くさかったしね。それを差し引いてもなんだかそんな風に見える。
イフリートはもふ…じゃなくて、良くも悪くも獣ね。綺麗な獣。今のところ一番好きだわ。
シャドウは…正直苦手。敵のフィールドで戦ったからってのもありそうだけど、何が起きるか分からないし、「かもしれない」で考える事が凄く多かったから大変だったイメージが残ってるわ。もう少し場数を踏むべきね。
でも夢から出てきた方が強いってどういう事なのかしら。出て来てる依頼があるっぽい？ような話を小耳にしたからそのうち調べてみたいかも。
で、宿敵六六六人衆は、そのまま狂気って感じで。
嫌いだと思う反面、自分も近い物を持ってるんだと気付いたりしてね。同属嫌悪だったのかと思う事すら不快。ああ、いやだいやだ。
「人間なんか一皮剥ければ皆殺人者だ」を地で行くような学園の殺人鬼率にも笑ってしまうわよね。

残るは、ヴァンパイア、ソロモン、羅刹、ノーライフキング、淫魔、怪人、都市伝説。
…残るは所じゃなかった。
ご当地怪人は面白いわねー。正直嫌いじゃない。でも攻撃は受けに行きたくないものが多い、っていうか、行きたく無い。遠くで眺めていたいっていうあれ。…いつか問答無用で対峙する日が来るのかしら……。
他はろくに報告書読んで無いからなんとも言えないけれど、そうね…都市伝説ってピンキリって感じよね。心情系が好きだから、そういうの探してみたいなとは思ってるわ。純戦闘も割りと好きだけれど、どちらかと言えばちょっと前後にやる事が必要な依頼が好きなのよね。


さて、今話題な彼。
今までの報告書を読んで色々考えて。嫌な想像がちらつく。
それでも、どうしても願ってしまうんだわ。生きてまた顔が見たい、そんなの当たり前じゃない。だって大切だもの。
なのに例えば逆の立場なら、約束出来ないかもしれないというひどいひどい話。
……我侭。でもどっちも本音なんだもの。


バレンタインの日には皆が笑ってますように。