山の上におおきな樹が一本

（事を割りと忘れがちである）

重傷、闇堕ち。
あたしたちには凄く縁の近い話だなと、ここ最近強く思ってるわ…。
重傷は数日安静にしていれば治るとはいえ、やっぱり心配してしまうものね。
痛いだろうな、落ち込んでないかな、あたしに何ができるかな、といろいろ考えるけれど結局何もできてない感。
せめて笑わせられないかなとおもっても、どうもあたしは下手でよくない。
無力な自分がもどかしい。

と考えてふと、あたし自身が重傷になった時は脱走していた事を思い出したり。
…あの時は心配かけてごめんなさい。今更だけれど改めて少しばかり反省。
心配をかけるのが嫌だから、痛くたって辛くたって笑ってみせるし、冗談だって言ってのける。
でも、脱走はすべきではなかったかも。
大丈夫なんだよ、元気よ、心配しないでって、そういうつもりでいたのだけれど…やり方が悪かったわね…。
…もしまたそんな事があったら、少しは大人しくしています。

…自分がその立場になれば大丈夫だという。ヒトがその立場になれば無理しないでという。
…矛盾してるわよね。
わかってる。……わかってるのよ。
でもどちらも本音で、本気。
…ワガママかな。


最近ぼんやりと、言葉の正確さを考えるわ。
同じ言葉でも、受け取る人が好意的な人とそうではない人とで解釈がガラッと変わる。
きちんと伝えるためには言葉だけでは足りないんでしょうね…難しいわ。
大切な言葉はきちんと伝わるといい。
その手間を惜しまないようにしよう。